若狭アオリ攻略隊

仲間から噂には聞いていたのですが、その釣り方を実際に目の当たりにしてもにわかには信じ難い光景でした……


……午前4時前、爆風吹き荒れる中、攻略隊3名はしゃがみ込んで風を避けながら夜明けを待ちます。と…、一人のエギンガーが我々の前を通り抜けて爆風吹き荒れる真っ暗なポイントへと向かいます。
『やる気満々な人やなぁ!』等と思いながらも、しばらくして我々もポイントへ向かいまして風を背に波止の内側へキャストします。波止の外向きは爆向かい風でまともに餌木が飛びませんので(^^ゞ
しばらくして、空が明るくなりはじめるころには狭いポイントに6名ほどが内向きにシャクリを入れていましたが、一番イカは拙者に(^^ ここから時合い突入!と気合いが入ります!!……

……数分後……

気がつくと皆さん爆向かい風の外向きにしゃがみ込んでるじゃありませんか(◎-◎) 内向きで釣れたのに何故に???


答えは先ほどのポイント一番乗りのエギンガーにありました。 見れば、1500くらいのアオリを外向きで釣り上げた模様で、皆さんがそれを真似たようです。
拙者は内向きにてしばらく様子をうかがっていると……数分後にはもう1杯追加されました(◎-◎)

さすがに、あの爆風をもろともせずに真っ向勝負する男前な姿に尊敬の念をいだきつつ、いかにして釣っているのか知りたくなり、イカ締めしているところを躊躇なく直撃取材敢行!!

拙者『この風の中でどのように……』

男前さん『ただ……してるんです』

ん?! それだけ(O_o)WAO!!! 噂には聞いていて知ってはいたものの、本当にそれだけ? そんな事だけで……（；゜〇゜)!


その男前なエギンガーさんの釣りスタイルは爆風であろうがなかろうが同じようなスタイルで、しかも釣果も抜群とくれば気になって当たり前。

釣果を伸ばすにはシャクリの技術向上では無く、イカが抱きにくるフォール時にいかにアタリをとるかに重きを置いて集中する事が重要であると。
言葉ではわかってはいるんですが、できてないんですねぇ(^^ゞ


やはり、朝の時合いで一番釣ったのはその男前な女性エギンガーさんでしたm(_ _)m